帰国して日本で過ごしてそろそろ1ヶ月が経とうとしています。
街を歩いて感じたことの1つにアウトドア系サンダルを履いている人を街でよく見るような気がします。
特にサンダルに靴下を合わせてファッションとして楽しんでいる人が多い印象。
今年はそんな感じでファッション的にアウトドアサンダルが注目されているようで各社から新しい物が沢山リリースされています。
また、近年の新しいスニーカーはソールが軽量化されて、とても軽いのですが、サンダルにもその流れが来ているようでソールが軽量化されサンダル自体の重さが軽くなってきています。
僕はというと、相変わらずKEENのCLEARWATER CNXを履き続けているのですが、購入から4年近く経過して、かなりソールが削れてきたり、洗っても匂いが取れにくくなったりと、ダメージも増えてきた事もあり、新しい物を入手しようと帰国してからお店で気になったサンダルを見つけては試しています。
INDEX
旅に最適なサンダル選び
旅に最適なサンダルに関しては過去のエントリーでも紹介しています。
僕が旅に使えるサンダルとして求める機能は上で紹介したエントリーにも書いているのですが
- 毎日履いても飽きのこないデザイン
- カカトの部分がしっかりホールドされて走れる(簡単なトレッキングをこなせる)
- カカトを踏んでサッとほとんど手を使わず履けてスリッパのように使える(脱ぎ履きが増える宿泊先などで便利)
- 軽くてコンパクト(当然靴を履いているときはサンダルは持ち運ぶ必要があります)
- 長時間歩いて疲れない、痛くならない
- 水に強い、出来れば洗える、すぐ乾く
を挙げています。
これらを兼ね揃えたサンダルを探すと必然的にアウトドアブランドやスポーツブランドの商品に行き着くことになります。
それでは個人的に過去に試着などして試してきたサンダルを紹介していきます。
KEEN UNEEK
僕はKEENの回し者ではないですが、ファンではあるかもしれません。
でも、僕が好きなのはKEENの独特のデザインよりも履き心地だったりします。
UNEEKはケーブルを編みこんだ独特のデザインで目につき直ぐに試してみたモデルでした。
履いてみたところクッション性とホールド感の高い安定した履き心地の両方を高いレベルで実現しているように思います。
残念なのはカカトを踏んだままサッと履くような使い方には対応していない(そういう用途専用のSLIDEモデルもありますが)ので僕の候補からは外れていきました。
- 重さ:
- 314.7g
KEEN ZAMBEZI
KEENのサンダルの中でもより水場での利用に特化したモデルがZAMBEZIです。
水を吸収するパーツが少なく、乾きが早そうだと感じたのが試してみた理由ですが、バックル1つで装着完了なのでそんなに脱ぎ履きが面倒なわけではないですが、カカトを踏んだままスリッパのように履くには向きませんでした。
- 重さ:
- 264g
KEEN KUTA
バリ島の人気ビーチリゾートKUTAの名前を冠したと思われるモデル。
現在、個人的に愛用しているKEEN CLEARWATER CNXの機能はそのままにメッシュ素材やテープ素材を中心にすることにより、軽やかなになりました。
伸縮性のある素材が少なくなりましたがサッとスリッパのように履くことも可能で公式webサイトでは速乾性があると書いてありますし、乾きの速さも期待できそうです。
KEENの中では比較的安価なモデルでもあります。
- 重さ:
- 243.8g
mont-bell ロックオンサンダル
モンベルの定番のソックオンサンダルにカカトのストラップがついたモデルが登場しました。
スリッパのようにサッと足を通し、カカトのストラップを装着しないで、踏んだまま履くことも、後からも簡単に装着できます。
作りも、ビーチサンダルに近いため極めて軽く、定価2,900円と今回紹介した中でも圧倒的に価格が安いのも魅力です。
今回紹介した中で最も個人的に気になっているのがこちらのモデル。水場で利用した時にストラップにどれくらい水が吸収されてしまうのかが気になりますね。
- 重さ:
- 194g
mont-bell ロックオンサンダル コンフォートUnisex
上記のレギュラーモデルはビーチサンダルのようなソールで柔らかいは着心地ですが、山などのアウトドアシーンで使うのであればグリップ力や耐久性に優れたより本格的なアウトソールを備えたコンフォートモデルもあります。
個人的にはより軽く黒1色のシンプルなカラーリングがあるレギュラータイプが好みですが、山などでも利用したいというのであれば選択肢としてはかなりアリです。
- 重さ:
- 200g
REEF ROVER XT
サーフ系のイメージの強いREEFはブラジル発のフットウェア中心のブランドです。
chacoの定番の形に良く似たサンダルですが、最近の素材を使ったソールのためちゃこよりも軽く、chacoの欠点である重さを補っています。
値段が少々高めなのがネックですが、街で履いている人も少ないので被りにくいかもしれません。
- 重さ:
- 340g(公式ページには記載なし、amazonから、両足合わせた重さかもしれません。)
colombia キープストラップ
こちらもchacoに良く似たデザインとなっています。特徴的なのはつま先を保護するガードがあるのですが、試着したところ、どうも、履いている時に、これが気になり購入にいたりませんでした。
こちらも上のREEF同様、重さも軽く、値段も比較的安く、つま先が気にならなければスリッパのようにサッと履くことも出来オススメです。
- 重さ:
- 241g
teva TERRA-FLOAT UNIVERSAL
tevaからもTERRA-FLOATシリーズという軽いソールを使った新型がリリースされています。
冒頭にも書いたようにtevaの黒いサンダルに白いソックスを合わせるスタイルが流行していますが、こちらのモデルを履いている人は何故か街で見かけていません。
試しに試着をしてみましたがやはりマジックテープをバリバリとはがして履かなければならず、めんどくさがりの僕にはダメでした。
こちらのモデルもサッと履けるSLIDEというモデルがリリースされています。
履いてしまえばはき心地はかなり良いのですが。。。
- 重さ:
- 190g
Teva ORIGINAL UNIVERSAL URBAN
2016年ストリートで大人気なのがこのTEVAです。
黒いサンダルに白い靴下を合わせるのがトレンドなのでしょうか。
実は2016年4月に滞在したベルリンのクラブでも同じコーディネートをしている人を見かけました。
デザイン的にはシンプルで履き心地も良いのですが、マジックテープの脱ぎ履きが面倒で個人的には候補から外れています。
- 重さ:
- 193g
chaco M’s ZVOLV
街よりもバックパッカーに愛用者が多い印象のチャコ。豊富なストラップのデザインやシンプルなスタイルで男女問わず人気なようです。
デザイン的にもシンプルで、スリッパのようにサッと履くこともできるし、ナイロン製のストラップとソールだけで濡れた際に乾くのも早そう。
こちらの軽量タイプをずっと試してみたいと思っていて、ずっと実物を見れていなかったのですが、上野アメ横のお店においてありました。
しかし長くリリースされている定番モデルのZ1はもちろんソールを軽量化したというZVOLVでも重く感じました。(公式ページに重量の記載はありませんが片足350g以上はあるのではにでしょうか。)
今のデザインはそのままに軽くなればこちらのモデルに買い換えたいのですがね。。。
- 重さ:
- 不明
LUNA SANDAL Venado MGT
VenadoはLUNA SANDALの中でもソールが6mm、片足97gという驚異的な軽さ、最低限の機能を持ったミニマリストのためのサンダルです。
LUNA SANDALは素足感覚で歩く、走るために作られているもので、決してクッション性が高い、履き心地が良いというわけではありません。自然を、地面を感じながら歩く、走ることを目的として作られています。
ソールにはビブラムソールが採用され、カカトのストラップを備えることで最低限のパーツだけで構成されながら走ることが出来るのがポイントです。
サッと履くことも出来、愛用の友人によると長時間の歩行でも慣れれば(笑)快適でありビーチサンダルのように親指と人差し指の間が痛くなったりもしないそうです
。
軽く、コンパクトな物が好きな僕には大変気になるモデルです。
- 重さ:
- 97g
KEEN CLEARWATER CNX
愛用して3年目に突入したKEEN CLEARWATER CNXです。
僕は結局まだ履けるということでKEEN CLEARWATER CNXを履き続けています。
というのもやはりこのモデルを超えるサンダルが僕には見当たりません。
軽く、フィット感がよく、サッとスリッパのように履けもし、簡単なトレッキングにだって使えます。
水に強い素材なので海から川遊び、シャワーだってそのまま浴びれます。
寒い時は靴下を合わせればほぼスニーカーと言って過言ではないでしょう。
- ブラジルのワールドカップ観戦
- フィリピン英語留学
- タイ、ミャンマー、マレーシア、インドネシアなどの東南アジア旅行
- オーストラリアでのワーホリ
も殆どこのサンダルで過ごしました。
- ブラジルのシャバダジアマンティーナ国立公園
- アメリカのヨセミテ国立公園
- ニュージーランドのミルフォードサウンド
でのトレッキングや
フィリピンのセブやエルニドオーストラリアのビーチや岩場などの世界中の海や水場の散策でも本当に活躍してくれました。
また、先日こんな意見も頂きました。
高級すぎるんですよね。(補足:サンダルに1万円は)
バックパックにせよサンダルにせよデジカメにせよ、この手のグッズは基本、高いものを買えば質もついてきます。安くて質がいいものを探すのは本当に大変だしクセも強いから万人に勧めるのは難しいけど、高いものはまあ大丈夫なんですよね。だいたい誰でも満足すると思う。
でも、サンダルと靴は……盗まれるんですよ。なぜか? 土足厳禁の観光地に入るときに脱ぎ捨ててると、わざと間違われ持っていかれるんです(笑)。
僕はサンダルに限らず、iPhone 6 Plus、Macbook Air、SONYのフルサイズ一眼レフ、さらに言えば洋服もGORE-TEXのJKTだったり良い物を持ち歩いています。
正直、旅行中、持ち物には神経使ってます。よく一眼レフとパソコンとか高級品を持ち歩くのを辞めて手ぶらで旅行したいなと考えますし、最近はそれに近いことを実行しています。
しかし、それでも僕はサンダルまたは靴にはお金を掛けることをオススメします。
たとえ脱ぐシーンがあって心配で持ち歩かなくなったって履き心地の良い物を選んだほうが良いです。
ビーチサンダルくらいなら安いものを現地で購入し、ちょっと歩くのも良いかもしれません。でも旅先では想像以上に歩くものです。多少の出費があっても快適に歩けたほうが良いです。
安物を買って、途中で壊れたり、靴ずれをしたり、滑って怪我をしたりすることに比べれば1万円のサンダルは決して高いとは思いません。
何より僕はこのサンダルを毎日のように丸3年以上履き続けています。(流石にもう買い替えが必要ですが。)
それなりに長く使えるものにはお金をかけてみても良いのではないでしょうか。
- 重さ:
- 255.1g
まとめ
いかがでしたでしょうか。
長々と試着したもの全て書いてきましたが僕的なオススメ順を書いていくと
となります。
この記事を書いているのは6月末で各ショップが夏物のセールを開始する時期です。
サンダルが安くなるのは間違いなく夏物のシーズンが終わるときです。これから南の島など温かい所へ旅行を計画されている方は、軽く着心地の良いサンダルの購入の検討をしてみては如何でしょうか。