ブラジル人気の観光スポットであるサルバドール。
ここでの1番の目的はワールドカップのスペインvオランダを見に来ることでした。
サルバドールのスタジアムARENA FONTA NOVA
サルバドールのスタジアムARENA FONTA NOVAは
泊まっていたセントロにある日本人宿、なお宿からギリギリ徒歩圏内でした。
約20分で着きます。
試合前のスタジアムはいい雰囲気
スタジアム周辺はすぐ横にファベーラがあったりもするのですが、
警察が沢山いてしっかり警備されています。
そしてスペインとオランダのファンが盛り上がっていて良い雰囲気です。
特にオランダファンはみんなオレンジに身を包んでいて盛り上がっていました。
屈指の好カード
今回のスペインvオランダは前回、南アフリカ大会の決勝のカードということもあり、
グループリーグの中でも注目度の高い試合となっており、
本当によくチケットを入手出来たと思っています。
そんな事もありスタジアムは超満員‼︎
まさかの展開となった試合
イニエスタ、セルヒオラモス、チャビ、チャビアロンソ、ジエゴコスタら
今季、チャンピオンズリーグを制したレアルマドリー、準優勝のアトレティコマドリー、
そしてバルセロナらの錚々たるメンバーを揃えるスペイン代表に対し、
オランダ代表は近年スター選手が少なくやや地味な印象。
戦前の予想ではスペインを押す声が多かったですが、
終わってみれば5-1でオランダの勝利とまさかの展開となりました。
試合を変えたのはスタジアムの雰囲気⁉︎
前半は大方の予想通り、スペインがボールを支配しゲームを優位に進めていく展開でした。
しかし、それと共にスタジアムで目立っていたのはジエゴコスタへのブーイングと
ジエーゴイヤーゴというコールでした。これはジエゴはカマ野郎と言った差別用語でした。
ジエゴコスタは国籍を選択できスペイン代表とブラジル代表に入る権利があり、
ブラジル代表を裏切り、スペイン代表に入ったため、現地のブラジル人から非難の対象となっていました。
そのため、元々多いオランダファンに加え現地のブラジル人の観客がオランダの応援に回ったのでした。
この声はあのファンペルシーの同点ゴールからどんどん大きくなっていきます。
逆転した際にはもうスタジアムはオランダ一色に盛り上がりました。
その後オランダがゴールを重ねるたびに大盛り上がり。
リードをした後はオーレで盛り上がりました‼︎
※オーレはリードした際にパスが一本通るたびに回るたびにオーレオーレと盛り上がる応援のコールです。
ロッベンのゴール
今回、僕がこの試合を観戦した大きな目的の一つがロッベンの応援でした。
ロッベンは実は僕と同じ精巣腫瘍を過去に患っている選手です。
入院中からロッベンは僕をとても励ましてくれる存在でした。
彼はこの病気を乗り越え、この舞台に立ちセルヒオラモスをブッチぎり2つもゴールを決めました。本当に脱帽です。
本当に来て良かった大満足の試合になりました。