オーストラリアでのワーホリをスタートさせたUtti@gotravelifeです。
精巣腫瘍の定期検査のための一時帰国などで予定よりも航空券代など旅費がかかることになり、オーストラリアへワーホリで稼ぎつつ旅行を継続することは、もう1年も前に決めていたことでした。
しかしオーストラリアのどこへ、いつ行くか決めたのはほんの2ヶ月前。
日本からオーストラリアに行くにはJETSTARのセールが最安で、片道コミコミ20,000円で売られるのを知ったいたので、
ずっとセールを狙っていたのですが、セールのタイミングで僕はネットが超遅いミャンマーのド田舎にいた為、JETSTARのセールではチケットを入手する事が出来ませんでした。
※JETSTARのオーストラリア行きのチケットが2万円台になるのは最近では有料会員向けのみで、おおよそ3−6ヶ月に1度。
そこでJETSTARでのセールを諦め他のルートを探りました。
そんな時に見つけたのがシンガポールのLCC、SCOOTのセールでした。
SCOOTには乗ったことも無かったし、成田 – ゴールドコーストがコミコミ片道28000円ほどとそれなりに安かったこともあり、
僕は成田発シンガポール経由、ゴールドコースト行きを28000円ほどで予約したつもりでした。
しかしこれにはちょっとした落とし穴があったのでした。
INDEX
旅程を見ると
僕は正直、時間は充分にあったので何時間かかろうと安ければOKと考えていたため、何時間かかって、何時に着こうがあまり気に留めていませんでした。
しかし、届いた確認メールを見てびっくりこの飛行機はシンガポールの他にも台北とシドニーにもトランジットするではありませんか。
- TZ201 成田 12:00 – 台北 14:55
- TZ201 台北 16:05 – シンガポール 20:50
- TZ3 シンガポール 01:45 – シドニー 11:35
- TZ3 シドニー 12:40 – ゴールドコースト 14:05
なんとゴールドコーストまで丸24時間以上かけていくという旅程。。。
そんなわけでこの24時間のフライト搭乗記をお届けしたいと思います。
成田 – 台北 – シンガポール
このTZ201便は成田から台北そしてシンガポールまでは同じ飛行機で運行されます。
機材はボーイング777#200でシートの配列は3-4-3。
LCCでよくあるエアバスA320に比べると座席が広めで大手キャリアの飛行機に乗っている気分。
成田
SCOOTは成田空港、第2ターミナルに発着します。
普段成田空港には一番安いバスで成田空港に行くのですが、日程的にゴールデンウィークに重なってしまい、渋滞を警戒して電車で行くことにしました。
しかしこれが裏目に出て京成線が人身事故で遅れていました。
フライトを乗り過ごすわけにはいかないので、普段なら乗らない京成スカイライナーで成田空港へ。
なんとかチェックインに間に合いましたが、他のお客さんも遅れているようでチェックインは長蛇の列。
結局チェックインした時間は既に規定時間を過ぎていましたが、流石にカウンターが並んでいたので問題ありませんでした。
SCOOTの搭乗ゲートは第2ターミナルでも奥の方にあり、途中にはTOTOのSFチックなトイレ兼ショールームがありました。
なんだか凄かったけれど、トイレ内で迷子になりました。。。
台湾まで行く客とシンガポールまで行く乗客が同じ飛行機に乗り込みます。
機内食や飲み物はシンガポールプライスなのか値段が高い
機内食はシンガポール料金なのか他のLCCに比べると少し高めです。
- 水はシンガポール$4
- ビールはシンガポール$8
- 食事はサンドウイッチが$9から
台北
台北に到着すると一度手荷物をすべて持って降りる必要があります。
また手荷物検査を再度受ける必要があり非常に面倒でした。
乗り継ぎ時間は1時間ちょっとといったところで、ラウンジに行こうと思えば行けますが、くつろぐことは出来ないでしょう。
ちなみに台北の楽天プレミアムカード入会で利用できるプライオリティ・パス対応のラウンジTHE MOREには珍しくハーゲンダッツがあるので結構オススメ。
ちなみに手荷物検査後、水を汲める場所があるので、節約したい人は水筒を持参するとよいでしょう。
僕の場合フライトも4本もあるし水にシンガポール$4(360円)は高すぎます。
水汲み場はちょっとした行列ができていました苦笑
シンガポール
利便性の高さで知られるシンガポール・チャンギ空港。
最初に乗った飛行機はここまでで一度降ります。
更にスクートスルー(シンガポール$20)を買わないと、1度預け荷物を受取り、入出国手続きをする必要があります。
チャンギ空港にはプライオリティ・パス対応のラウンジが沢山あります。
今回利用したPremier Lounge。長旅なのでシャワーを浴びることが出来たのがありがたかった。
チャンギ空港では搭乗直前に再度、手荷物検査があり、飲み物は持ち込めません。
ラウンジからこっそり水を1本持ってきたのですが、無駄になりました。
ここでも検査後に水飲み場があったので仕方なくボトルに水を汲みました。考えることはみな同じで長蛇の列。。。
シンガポール – シドニー – ゴールドコーストまで
ここから機材は新しいBOEING 787-9でした。シートは3-4-3。
窓がデカイのが気持ちいいですが、窓にはシェードが無く電子カーテンで調整という変わったシステムでした。天井のLEDが時折虹色に輝きます笑
また有料のWiFiサービスが提供されています。
料金は1時間 US$11.95、3時間でUS$16.95、24時間でus$21.95となっています。
高いので試していませんがどれくらいスピードがでるものなのでしょうか。。。
シドニー
ここでも台湾と同様、一度全ての手荷物を持って飛行機から降り、手荷物検査を受けることになります。
シドニー空港ではさすがオーストラリアという物価の洗礼を受けます。
コーラの500mlのペットボトルがオーストラリア$4(約380円)します。
またしても水汲み場のお世話になりました苦笑
ゴールドコースト
ゴールドコーストの空港は想像していたよりも小さな空港でした。
入国審査の人数が少なく入国に結構待たされました。
そして入国後、とりあえず現金を入手しようと両替所とATMを見てみましたが、Travelexという業者のものしか無く、どちらを利用しても非常にレートが悪いです。
手数料で10%以上持っていかれます。
ちなみにサーファーズ・パラダイスの両替所は空港より遥かにレート良いです。
またSIMカードもOptusやTelstraが空港の売店で売られています。
オーストラリアのSIMに関しては別途まとめる予定。
ゴールドコーストのメインサーファーズ・パラダイスまではリムジンバス($22)かローカルバスと2014年に開通したトラムを乗り継いで向かうことが出来ます。
もちろん最安値のバス+トラムを選択、よくシステムがわからなかったのですが、バスの運転手がサーファーズ・パラダイスまでのチケットを$7.5で販売してくれました。
ゴールドコースト空港からはブリスベンまでやバイロンベイまでのバスも出ているので都合に合わせて行き先を選ぶことが出来ます。
まとめ
飛行機自体はほぼ定刻で飛び24時間かけてゴールドコーストに辿り着いた時にはもうクタクタでした。
その日は軽く食事を取り寝ました。長期滞在でワーホリなどで費用を節約したい人にはいいですが、短期旅行などには向かないフライトでした苦笑