前回に引き続きミャンマーについて
今回のミャンマー旅行で感じたこと、行ってみたところなどまとめてみました。
INDEX
人が優しい
ミャンマーに入った瞬間に変わるのがやはり人。
特に男性はロンジーと呼ばれるスカートを履いていたり女性はタナカと呼ばれる独特の日焼け止を塗っている人が多いのも特徴的です。
今回の旅で出会った人は優しい人たちばかりでした。
ミャワディから車で一緒だったおばさんは、言葉がわからないにも関わらず休憩だよ、ご飯だよ、と教えてくれたり。
インレー湖の小さな商店でコーラを買ったら、中で飲んでいったら?ともてなしてくれたり。
町の人も目が合うとニコっとしてくれたり。
生活は決して豊かとは思えませんが、感謝する気持ちや人助けを忘れずに過ごしている印象でした。
治安は悪くない
少し前まで実質鎖国状態だったミャンマー。
そんなこともあり、個人的に警戒して旅しましたが、
結果的には他の東南アジアの国に比べて特に治安が悪いとは感じませんでした。
思ったよりもコスパ悪い
ミャンマーはタイなど他の東南アジアの国々に比べてコスパが悪いです。
サービスレベルが低いのに価格が高い印象です。
特に入場料と宿代、短距離移動費が高いです。
入国するにはビザ代がかかるうえ、様々な観光地では入域料や入場料を沢山支払う羽目になります。
ホテルは個室を取るとUS$20はかかります。
(かなりレベルの低いものでも)
ヤンゴンを除き、インターネットでホテルをあまり検索出来ず、
(安いホテルは出てこない)地球の歩き方に頼ると掲載されている料金より値上げされている場合が多かったです。
もしネットで探す場合はagoda.comが一番掲載量が多いです。
食事でお腹を壊す
食事が油っこく、お腹を壊しました。
このせいでトータル10日の内、2日ほどダウンしました。
余裕を持った日程を組むことをオススメします。
しかしヤンゴン以外はマクドナルドなどのチェーン店や、ミャンマー料理以外のレストランがほぼ皆無なため、
基本的にミャンマー料理を食べざるを得ません。
スープヌードルやパンなどはあまり美味しくありませんが、油っぽくなくお腹をこわす心配が減るかもと思い、後半はこれらを中心に食べていました。
長距離バス移動は寒さ以外は割りと快適
長距離バス移動は割と快適です。
JJという会社のバスをよく利用しましたが席も広く、リクライニングもかなりします。
時間も観光客の事を考えられた夜行と昼間の便があり予想よりも、移動で苦労することはありませんでした。
一方で車内がかなり寒いことが多いです。
また、到着地が町から外れた場所であるケースが多く、その後の短距離移動でボッタクラれます。
どうにかしたいと思ったのですが、周りに他のタクシーなどが無いため、2〜5km長距離を歩くか交渉したり周りの人とシェアするなどしか、解決策がありません。
服装と裸足
ミャンマーの観光といえば寺院パゴダが多いのですが、服装に関する規定があります。
まず素足にさせられます。それもかなりの広域で。
掃除が行き届いていないのとミャンマー人はどこにでもゴミを捨てたり、口から何か吐くので足がかなり汚れます。
また服装に関しても女性はキャミソールやミニスカートは禁止、男性もタンクトップや短パン(膝が出ているものは禁止)となっています。
SIMはあまり使えない
SIMは
ミャンマーでプリペイドSIM購入に挑戦
などを参考にインターネットがデータ使用従量制で利用できるooredooを購入。
SIM代1500チャットと5000チャットチャージを2個で11500チャット支払い購入しました。
チャージ分は5000チャット/500mbの通信が可能です。
購入場所
前回のエントリーにも書きましたが、タイとの国境の町ミャワディではなんとタイのSIMを利用しているようで、購入出来ず、パゴーのHUAWEIショップにて購入。
ヤンゴンやマンダレーといった都市部では至るところで販売されていました。
ooredoo SIMでインターネットが使えたところ
- ヤンゴン ⚪︎
- パゴー ⚪︎
- マンダレー ⚪︎
- インレー湖 ×
- パガン △
- マンダレーからパガンのクルーズ △
⚪︎それなりに繋がった / △たまに繋がった / ×まったく繋がらず
というような感じでインターネットは全体的にかなり不安定でスピードは出ても下り1mbpsほど。(でることは稀)1GB使い切るのは至難の技なので、5000チャットのチャージで充分でした。
町中でネットにつなげても公共交通機関に関する情報も、ホテルをネットで予約することもヤンゴン以外は出来ないので、
宿には割りとwifiがあることもあり、あまり購入する意味は無かったかも。
行ってみたところ
ここからは実際に行ってみたところを紹介します。
僕らが訪れたのは11月末から12月中旬で乾季のため、雨がふらず、ほぼ毎日晴天に恵まれました。
ゴールデンロック、キンプン
山の上にある落ちそうで落ちない黄金の岩で有名な観光地。
片道2500チャットでトラックに寿司詰め状態で山を登ります。
アップダウンが激しくてジェットコースターのようでした。
雨季はこのトラックキツそうです。。。
インレー湖
標高1200mほどの場所にあるインレー湖。朝夜は結構寒かったです。
ボートをチャーターし湖の色々なところを見て回るのですが、湖の上にレストランやホテルなどが結構あり、観光地という印象でした。
一方で本当のローカルな場所に行けば水上で暮らす人々を見ることが出来て興味深いものでした。
個人的には長い桟橋のある場所とサンセットが綺麗でオススメです。
マンダレー
今回の旅ではヤンゴンに続く規模の都市でした。
オススメはマンダレーヒルよりも高さのある木製の橋ウーペイン橋。
僕はレンタルバイクを使って行ってみました。
サンセットは美しく、かなりの人が集まってきては写真を沢山撮っていました。
バガン
カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥールに並び東南アジア三大仏教遺跡と呼ばれています。
それだけあってこのバガンの遺跡は個人的にはアンコールワット以上になかなか見応えのあるものでした。
特にシュエサンドーパゴダから見るサンセットは格別です。
バガンの遺跡をめぐる馬車にもかなり安く乗れるので時間がある人にはオススメです。
また片道2時間ほどで行ける山の上に寺院がある、
ポッパ山も写真ではあまり伝わりませんが思っていた以上に迫力があり良かったです。
頂上に行くには素足で急な階段を登らなければなりません。
ヤンゴン
ミャンマーの勢いを感じることが出来るのがやはりこのヤンゴンでした。
ミャンマーは最後のフロンティア、40年前のタイのようだという意見を見聞きます。
人が本当に沢山いて、そこら中で小さなお店を開き、商売をしています。
今回尋ねた他のミャンマーの町と違い、外資系のチェーン店を少ないながらも何店か見ました。
40年とは言わず数年ですごい勢いで変化していくのでしょう。
ヤンゴンで最も有名な観光地、シュエダゴンパゴダは残念ながら工事中でした。
また短パンに関する規制も厳しく、ロンジーを履く羽目に汗
まとめ
いかがでしたでしょうか。ようやく自由に旅できるようになったばかりということもあり、停電したり、食事や不自由なことも多いですが、素朴な雰囲気を感じることが出来るミャンマー。
また様々な場所でサンセットが楽しめたのがとても印象に残りました。
数年できっと町にコンビニやマクドナルドが出来たりと大きく変化してしまうのだと思います。
今旅すべき場所なのではないでしょうか。