オーストラリアでのワーキングホリデーが始まって1ヶ月経ったUtti@gotravelifeです。
オーストラリアに到着後colesのプリペイドカードなどが沢山売られている場所で気づいたのですが、日本でも流行っている格安SIM(MVNO)がここオーストラリアでも展開されていたんです。
当時、既にOptusのSIMカードを利用していたのですが、1.5GBのインターネットで$30/月もして非常に高いと感じでいたので実際にどんなMVNOがあってどこが安いのか調べてみました。
結論から言ってしまうと僕はYatangoという会社のSIMカードに乗り換え現在では2GBのデータ通信で$15/月で利用出来ています。
今回はオーストラリアの代表的なMVNOの比較と僕が選んだ格安SIM YatangoのSIMカード購入から利用までの手順をまとめてみました。
INDEX
- MVNOとは
- 2016年1月追記:YatangoはYomojoになった
- オーストラリアのmvno一覧
- 僕が選んだYatango
- yatangoのデメリット
- Yatangoの申し込みからアクティベート(開通)まで
- SIMカードの注文
- 1.BUY A SIMを選びます。
- 2.会員登録(SIGN UP)
- 3.発送先を登録します(Order your SIM)
- 3-1.SIMカードのサイズを選び(Select your SIM size)
- 3-2.連絡先情報(Your contact detail)
- 3-3.パスワードの設定(Create a Yatango password)
- 3-4.住所(Address detail)
- オーストラリアに住所がない場合
- 3-5.Yatago利用規約(Yatango Terms)
- 4.内容確認(Confirm details)
- 5.クレジットカード情報の入力(Credit Card Details)
- 6.申し込み完了です、到着までは3−5営業日
- アクティベートとプランの設定
- 1.アクティベートページにアクセス
- 2.LOGIN TO ACTIVATEを選択
- 3-1.どんなデバイスで使うか(Which type of device will you be using?)
- 3-2.個人情報の追加(Some additional detail)
- 3-3.SIMカードの番号の入力(Please confirm your SIM(ICCID)number)
- 4.支払いタイプの選択(Choose your payment option)
- 4.プランの設定(Your Plan)
- 4-1.自動引き落としの設定(Auto top-up)
- 5.番号の選択(Your Number)
- 以前に使っていた番号の引き継ぎ(BYO Bring your number)
- 6.内容確認(Confirm-detail)
- アクティベート完了
- まとめ
MVNOとは
去年から日本でもTVCMなどが始まり、認知されてきているMVNO。
MVNOとは”Mobile Virtual Network Operator”の略称で、仮想移動体通信事業者とか格安SIMなんて呼ばれてます。
docomoやau、SOFTBANKなどの通信事業者と違い、基地局などの設備を持たず大手キャリアから借りて利用しています。
日本ではdocomoのシステムを借りている会社が多く、IIJmioやBiglobe、楽天などのSIMを僕も利用したことがあります。
これらの会社はインターネットや電化製品店などだけでSIMを売ったり、大手キャリアのように路面店を持たないなどのコストカットをしているため、安い事が多いのです。
そう、まるでLCCのようですね。そんな通信業界のLCCがMVNO。
そんなMVNOが今、僕がワーキングホリデーで滞在しているオーストラリアにもあったのです。
今後、僕はまだ11ヶ月滞在予定ですので、節約のため大手キャリアから乗り換えることにしました。
2016年1月追記:YatangoはYomojoになった
2015年末、詳細は調べてないのですが、YatangoはYomojoという名称に変わりました(買収された?)
今まで使っていたYatangoのプランや自由にプランが組める特徴などは変更はありませんが、Yomojoになるよというアナウンスがあり、現在Yomojoというサービスにかわりました。
僕はYomojoのSIMのまま**$15/2GBのプランが引き続き利用出来ています。**
イマイチ変更の理由が不明だし、今まであったYatangoのアプリも使えなくなり、yomojoのサイトは動きが良くなく、若干サービスも劣化した気がします。。。
オーストラリアのmvno一覧
オーストラリアのMVNOは日本と同様かそれ以上に沢山あります。
最安値の物を探そうと思ったのですが、そのプランの比較は容易ではありませんでした。
ここでは町中やスーパーで良く見かける代表的なMVNOと、僕が最終的に加入することにしたyatangoを紹介したいと思います。
amaysim
colesなど大手スーパーでも見かけ入手しやすいamaysim。
特色は特になくOptusよりもやや安いかなといったところ。
月$30程度の代表プラン例
料金 | ネット | 通話 | SMS | 期間 |
---|---|---|---|---|
$29.90 | 2GB | 無制限 | 無制限 | 30日 |
- ネットワーク:Optus
- webサイトamaysim SIM card – Simple mobile plans, low rates. It's your call.
- プラン一覧Mobile Phone Plans – amaysim
boostmobile
こちらもamaysimと同じようにcolesなどで見かけることがあり入手が容易なSIMです。
特色としてはエリアが広いTELSTRAのネットワークを使っていることと、毎週日曜日だけは500MBのデータ容量ボーナスがあることでしょうか。
月$30程度の代表プラン例
料金 | ネット | 通話 | SMS | 期間 |
---|---|---|---|---|
$20 | 1GB | 100分 | 無制限 | 30日 |
$20 | 3GB | 無制限 | 無制限 | 30日 |
- ネットワーク TELSTRA
- webサイトBoost Pre-Paid Mobile – Pre-paid mobile phones & Plans – Homepage
- プラン一覧Boost Pre-Paid Mobile – unlimited mobile plans – Rates
Virgin mobile
レコード販売や航空会社などで知られるヴァージン・グループの運営するMVNO。
特徴はMVNOにもかかわらず直営店舗があることでしょうか。
料金は何故か高めの設定なのでオススメ出来ません。
月$30程度の代表プラン例
料金 | ネット | 通話 | SMS | 期間 |
---|---|---|---|---|
$30 | 500MB | $450分 | 30日 |
- ネットワーク:Optus
- Virgin Mobile Australia | Prepaid Mobile Broadband
僕が選んだYatango
さて今回、他にも色々比較して最終的に僕が選んだのがこのyatangoです。
Yatangoは僕が最初に利用していたOptusのシステムを利用しており、電波に問題はありませんでした。
このYatangoの特徴はプランを自由にカスタマイズして選べてお得なところです。
ちなみに僕はOptusで使っていたプランが
料金 | ネット | 通話 | SMS |
---|---|---|---|
$30 | 1.5GB | 350分 | 無制限 |
という内容だったのですが、通話なんて10分くらいしか利用していないし、SMSも合計100通以下でした。
何よりインターネットが1.5GBという容量が足りません。
そこで
料金 | ネット | 通話 | SMS |
---|---|---|---|
$15 | 2GB | なし | なし |
というプランにしました。
するとOptusを利用していた時から比べインターネットの容量が500MB増え月$15節約でき、2016年4月まであと11ヶ月生活することを考えると$165の節約になります。
更に今、下記のリンクから申し込むと30日間の無料トライアル(1GBのインターネット、600分の通話、600SMS)が利用出来るのです。
yatangoのデメリット
このように自分にピッタリのサービスが受けれて一見完璧なように思えるYatango。
しかし、このYatangoのにもデメリットがあります。
それは基本オンラインで注文してSIMカードを受け取る必要があるということです。
今回紹介してきたmvnoの多くがcolesなどで簡単に入手出来るのですが、このYatangoは売られていません。
インターネットから申し込み郵送でSIMカードを受け取る必要があるのです。
Yatangoの申し込みからアクティベート(開通)まで
実際に購入からアクティベートまでの手順を紹介していきます。
必要な物はクレジットカードとオーストラリアでの滞在先の住所のみスマホ、パソコンどちらからでも出来ます。
当然全部英語ですが、非常に簡単ですので英語が苦手な方でも出来ると思います。
SIMカードの注文
まず
Yatango
に行きます。
1.BUY A SIMを選びます。
2.会員登録(SIGN UP)
facebookでもgoogleでもSIGN UP YOUR EMAILでもいいので好きな方法でアカウントの作成をします。
3.発送先を登録します(Order your SIM)
SIMカードの発送先情報を登録していきます。
3-1.SIMカードのサイズを選び(Select your SIM size)
SIMカードにはいくつかのサイズがあり、その中から選びます。
- Nano:iPhone6、6Plus、5S、5C、5、最近のiPad、一部のAndroidなど
- Regular / Micro :iPhone4S以前、ほとんどのAndroidなど
3-2.連絡先情報(Your contact detail)
- First Name
- Last Name
- Verify Email メールアドレス確認
- Contact Nuber 電話番号
名前、メールは問題無いでしょう。
電話番号は日本の番号でも問題ありません。
日本の電話番号の場合81を付けて頭の0を消します。
例:0312345678なら81312345678といった具合
3-3.パスワードの設定(Create a Yatango password)
パスワードを設定します。
アクティベートやプランを変更する際に後日でログインすることになります。
パスワードはメモしておきましょう。
3-4.住所(Address detail)
住所を設定します。
住所の入力はうまくいかない時は赤い警告文が出ますが、正しいアドレスならclick hereを押して先に進みましょう
Use the same address for delivery
SIMカードを送る先が同じ住所に送る場合はチェックを入れます。
オーストラリアに住所がない場合
心配はいりません。
ホームステイ先や学校の寮などはもちろん、オーストラリアの多くのホテルやバックパッカーと呼ばれるゲストハウスが郵便物の受け取りに対応してくれます。
僕も実際にこのSIMカードの他にTAXファイルナンバーなんかをバックパッカーで受け取っています。
もし心配な場合は事前にホテルなどに問い合わせておくと良いでしょう。
ですので、もしこれからあなたがワーキングホリデーでオーストラリアに滞在予定なら、日本にいる間にオンラインでSIMを発注してしまいましょう。
滞在先のインターネット回線で次に紹介するアクティベートをすれば直ぐに利用出来ます。
3-5.Yatago利用規約(Yatango Terms)
規約に同意するかです。チェックするだけです。
4.内容確認(Confirm details)
登録内容の確認です。
SIMカード代とクレジットカード決済手数料で$2.04かかります。
5.クレジットカード情報の入力(Credit Card Details)
クレジットカードの情報を入力します。
上から
- Name on card / カードに記載されている名前
- Card Numer / カードナンバー
- CVV / クレジットカードの裏の3桁の番号です
- Expry Month / 有効期限月
- Expiry Year / 有効期限年
6.申し込み完了です、到着までは3−5営業日
決済が通ったら申し込み完了です。
到着はオーダーから3-5営業日で、僕はBrisbaneで金曜日にオーダーして火曜日には届きました。
アクティベートとプランの設定
白い封筒に入った案内が書かれた紙とそれに貼り付けられてSIMカードが送られてきます。
紙からSIMカードを剥がします。
1.アクティベートページにアクセス
Yatangoから右上のSIMカードの黄色いアイコンをタップします。
2.LOGIN TO ACTIVATEを選択
登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。
3-1.どんなデバイスで使うか(Which type of device will you be using?)
何のデバイスでSIMを使うか聞いています。
スマホの場合はMobileを選びます。
3-2.個人情報の追加(Some additional detail)
誕生日や性別などを入力します
3-3.SIMカードの番号の入力(Please confirm your SIM(ICCID)number)
SIMカードに書かれている番号を入力します。
4.支払いタイプの選択(Choose your payment option)
- Prepaid : 毎月自分で支払いをする方法
- Monthly Billing : 自動引き落としになる方法です
どちらでも構いません。料金に差は無いようですが、Monthlyはデポジットが$20かかります。
僕はPrepaidを選びました。
4.プランの設定(Your Plan)
プランを設定します。上部のタブでタイプを選択します。
- Personalised / 細かく使用料を決められるプラン
- PAYG / 全て従量制のプラン
- Unlimited / 通話とSMSが無制限のプラン
次に上から
- 緑が通話
- 青がSMSは
- ピンクがインターネット
- オレンジが国際電話です。
選んだプランによって料金が下に表示されます。
4-1.自動引き落としの設定(Auto top-up)
残高が$2以下に減った際に自動的に利用料をチャージするかです。
また自動的にチャージする額も選ぶことが出来ます。
僕はオフにしました。
5.番号の選択(Your Number)
電話番号を選びます。
- Bring your number 日本で言うMNP(ナンバーポータビリティ)です。既に他社の番号を持っている場合は引き継ぐことが出来ます。
- Get a new number 新規の番号を選ぶことが出来ます。
以前に使っていた番号の引き継ぎ(BYO Bring your number)
僕は最初にOptusの番号をゲットしていてそのまま継続利用したかったのでBYOを選びました。
ただし、BYOすると直ぐにアクティベートされません。webサイトの説明によると最大48時間かかるとのことです。
僕の場合17時頃に申し込んで利用開始できたのは翌朝10時くらいでした。
TelstaやVodafoneからの場合は1時間ほどで済むとのことです。
BYOをする際は
- 電話番号
- 前の会社名
- 支払いタイプ(PrepaidかPostpaid)
- 登録した誕生日
が必要になります。
6.内容確認(Confirm-detail)
登録内容の確認です。問題なければ決済に進みます。
クレジットカード情報の入力はSIM申し込みの時と同じです。
アクティベート完了
僕はBTOをしたため時間がかかりましたが、新規の場合はすぐに完了すると思います。
ここでようやくSIMカードを本体に刺しましょう。
この際にiPhoneの場合、iPhoneを購入する際についてくるSIMカードを抜き差しするピンが必要になります。
無い場合はクリップや爪楊枝で代用出来ます。
SMSが届いてアクティベート完了を知らせてくれます。
ちなみにAPNの設定は不要、電波を掴まなかったら一度、機内モードにするか、電源を落としてみると良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Optusなどの大手キャリアに比べてお得なMVNOの事情は日本と同じです。
更にYatangoのSIMは自由に自分に合わせたプランを組むことが出来、非常に使い勝手が良くオススメです。
更に
から申し込むと30日間の無料トライアル(1GBのインターネット、600分の通話、600SMS)が利用出来非常にお得です。
オーストラリアのモバイルライフをお得に送って下さい。