先日、あのgoproとドローンの代表的なモデルPhantomシリーズのDJIが待望の新型ドローンを発表しました。

僕は以前からドローンに興味がありphantom2を買ったりしてみたのですが、やはり旅しながら持ち歩くには大きく、また、2014年という、あまりに早くドローンに飛びつき過ぎてしまったため、FPVという機能がない(FPVとはリアルタイムでドローンが撮ってる絵を見る事が出来機能)物を買ってしまいました。

この数年間、何度か飛ばして、そして墜落させてみて(苦笑)、やはり旅行にPhantomを持っていくのは大変で最近は持っていくのを辞めてしまいました。

そんな中、DJIが折りたたんで非常にコンパクトになる新型ドローンを発表したのです。それがDJI Mavic PRO。

商品紹介にはカエレバを利用しています。

DJI mavicが凄い!

公式プロモーション動画をまずは紹介します。

今回、発表されたmavicは

  • 飛行の揺れを補正するジンバル
  • 4Kカメラ
  • スマホを使ってFPV
  • 専用コントローラーで7km(日本版は何故か4kmまで)先まで飛行可能
  • 27分間飛行可能
  • 自動追尾機能

といった個人用としては最もスペックが高かったPhantom4と比較しても遜色ない機能を備えた上、

  • 非常に小さく折りたたむ事が可能

なのです。

その大きさは83mm x 83mm x 198mmでなんと500mlのペットボトルと同じくらいというではないですか!

折りたたんだ状態

折りたたんだ状態

これは色々な場所に持って行ってドローンを飛ばしたい誰もが待ち望んでいた機能と言えるのではないでしょうか。

どうしても今までのドローンは大きくかさばる事が問題でした。

また、更に

  • センサーのより15メートル先の障害物を認識、避けることが可能
  • スポーツモードでは最大時速65キロ
  • ジェスチャーのよって撮影やフォーカスを操ることも可能

といった機能も搭載しているのです。

gopro karmaやPhantom4との比較

ほぼ同時期に発表されたgoproのkarma、人気のあるPhantom4、今まで持ち運びに便利だと思われていたParrot bebop3などと比較してみましょう。

項目 Mavic Karma Phantom4 Bebop2
画像 gopro karma
サイズ(mm) 83x83x198 89.9×224.3×365.2 対角寸法350 382x328x89
重さ 743g 1006g 1380g 500g
最大飛行距離 7km 1km 5km 2km
カメラ 12.35MP 12MP 12MP 14MP
レンズ F2.8 28mm 不明/魚眼 F2.2 20mm 不明/魚眼
4K x(HD)
飛行時間 27分 20分 28分 25分
amazon価格 119,800 amazon無し 139,963 66,266

※MavicとKarmaは折りたたみ時のサイズ
※GOPRO KarmaのカメラスペックはGOPRO5 BLACK EDITION

スペックを比較してみてもMavicの良さが際立ちます。

GOPRO kARMAも折りたたみ可能モデルですが、畳んだときも大きくMavicには及ばないことがすぐにわかります。

僕はダメになってしまったphantom2に変わる、このような小さくなり、旅行に最適かつ、FPVなどが着いた高機能なドローンの発売を夢見ながらずっと待っていました。

これは今までドローンを試してみたかったけど、大きくて辞めたきっと多くの人が欲しくなる革命的な機体と言えるのではないでしょうか。

僕はいつも巨大なPhantom2とGopro、そしてコントローラー、充電器を持ち運ぶために大きなトートバッグを持ち運ぶ羽目になっていたのですが、その必要も無くなるのです。

プロポも小さい

折りたたんだ状態のプロポ

折りたたんだ状態のプロポ

今回のmavicのもう一つの嬉しいところがプロポと呼ばれるコントローラが小さいところです。

今までのphantomシリーズはなぜかコントローラが無駄にデカく荷物がかさばる事になる一つの要因でした。

スマホを取り付けた状態

スマホを取り付けた状態

今回のコントローラはかなり小さく、繰り返しになりますが、スマホを取り付けてFPVでリアルタイムで飛行中の映像を見る事が可能です。

既に手に入れているNYのyoutuberのレビュー

個人的にフォローしているNYのyoutuber Casey Neistatさんが早速入手してレビューしていましたので紹介します。

NYのyoutuber Casey NeistatさんのNYでのフライトテスト

本当に小さくコンパクトに持ち運べそうです・

Casey NeistatさんによるMavic,Phantom4,Karmaの比較

こちらを見ると、Mavicの画質は少しソフトでPhantom4には及ばないことがわかります。

充電の仕様

また充電も周りもよくなっていて、残念ながら本体の充電には専用の充電機する必要があるのですが、この充電器にも2つのUSBポートが備え付けられているようです。
プロポはこれらのUSBからの充電となっており、Phantomのようにプロポ用に単3電池を持ち歩く必要が無くなりました。

そのためMavicを持って旅行に行く際には他にUSB充電器を持っていく必要がなくなるかもしれません。
これらを加味すると、Phantomシリーズの時は

  • Phantom本体
  • プロポ
  • 専用充電器
  • 単3電池

と持ち歩かなければならなかったのが

Mavicでは

  • Mavic本体
  • プロポ
  • 専用充電器

だけで済む上、今まで持っていっていたUSB充電器を持ち歩く必要が無くなりそうです。これは少ない荷物で旅をしたい僕のようなタイプにはとても有難い進化ですね。

日本版と海外版の違い

今回Mavicの情報を色々集めてみて海外版と日本版で機能が若干違う模様です。

気がついた部分をまとめてみます。

項目 海外版 日本版
価格 USD999 119,800円
飛行可能距離 7km 4km

電波などの法律に対応によるものと思われますが、価格も高く距離も短くなるという少し残念な仕様ですね。

まとめ

小さく折りたため、4Kなどの高機能なカメラを備えた気軽に扱えるドローンがとうとう発表されました。

僕はこのMavicを購入しようと考えています。
技術仕様を確かめて出来れば7kmまで飛ばせる海外モデルを入手しようと考えています。

また、これだけ身軽に持ち運べるようになれば、世界中、旅しながらドローンで空撮する人もますます増えそうですね。

iPhoneが3GSで一気に広がったように。楽しみです。

商品紹介にはカエレバを利用しています。