MacBook Pro ’13 2016を使って1年近くが経ちました。
このMacBook Pro ’13 2016に変えてから、普通に作業している限りは4-5時間ほどは電池が持つようになり、ちょっとした外出時の作業程度では電源を持ち歩く必要がなくなりました。
またMacBook PROや最近のMacBookはUSB-Cポートからの充電となりUSB-A to USB-Cケーブルさえあれば、純正のACアダプターでなくともスマホの充電などに使うUSB-Aの電源アダプターやモバイルバッテリーからも充電が可能になりました。
USB-A to USB-Aのケーブルはこちらを使っています。ちょっとコードが硬めで取り回しがしにくいのですが、その分耐久性は良いと感じます。
実際に様々なUSB充電器とMacbook Pro’13 2016を使ってきたのですが、多くのUSB-Aタイプのアダプターやモバイルバッテリーではより沢山の電力を必要とするMacBook Proの充電には少し非力な面もあることもわかりました。
現在では使用用途に応じて持っていく電源アダプタを使い分けが進み最適解が出来たので紹介してみたいと思います。
INDEX
AUKEY USB充電器 ACアダプター 2ポート
iPhone純正のUSB電源とそう大きさが変わらないにも関わらず5V 2.4A、USB-Aを2ポート備えるAUKEY USB充電器 ACアダプター 2ポートは、iPhoneやBluetoothイヤホン、モバイルバッテリーにカメラの充電など、欠かせない旅アイテムの1つとなっています。
このAUKEY USB充電器 ACアダプター 2ポートでもMacbook Proの充電は可能です。
しかし充電しながらの使用では、電気の使用量が供給量を上回ってしまい、電池の減る速度を遅くするのが精一杯といったところ。
ただし、スリープ状態や電源を切っていて動かしていない状態なら通常よりも時間がかかるものの、しっかりと充電することが出来ます。
日中バッテリーを使い切って、夜ホテルに戻ってからチャージしておけば翌朝にはしっかり100%になっています。
Anker PowerCore+ 10050 QC3.0
以前から愛用しているANKERのモバイルバッテリーAnker PowerCore+ 10050 QC3.0からも充電が可能です。
しかし、充電は上のAUKEY USB充電器 ACアダプター 2ポートと同じで使用しながらでは、電池使用量が供給量を上回るので、バッテリーの減りを遅くするのが精一杯です。
それでもモバイルバッテリーがあればカフェなどの仕事でバッテリーが足りなくなった際にもその場でバッテリーを追加できるので便利です。
ただ本体のバッテリーが0になってからでは遅いので20%くらいになったらモバイルバッテリーを繋ぐようにしています。
Anker PowerPort Speed 1 PD30
Anker PowerPort Speed 1 PD30は30W出力、USB-C power deliveryに対応した小型のUSB-Cアダプターです。
Macbook Pro ’13の純正電源アダプターは61W出力なので半分以下のパワーのため充電は時間がかかりますが、使用しながらでも充電されていくので、重くて大きい純正の電源アダプタを持ち歩くのを辞め、最近はこれを持ち歩いています。
個人的にはMacbook用に電源アダプターを買うならamazonでの価格も2,200円ほどと低価格な事もあり非常にオススメと言えます。
Apple純正とPowerPort Speed 1 PD30を比較するとこんな感じ
項目 | 純正 | ANKER PPS PD30 |
---|---|---|
大きさ(cm) | 7.2 x 7.2 x 2.7 | 5.8 x 5.8 x 2.7 |
重さ | 194g | 110g |
出力 | 61W | 30W |
※大きさ、重さは個人的に計測した結果です。
FINsix dart USB-C
Applr純正の61Wよりも大きい65wの出力がありながら重さはわずか85g、超小型の驚くべき電源アダプタ。MacBookだけでなくさまざまなノートPCに対応しています。USB-C版は最近発売開始になり現在品薄状態。僕も入手したいのですが購入できないでいます。
FINsix dartはこの小ささにもかかわらずMacBookに繋ぐUSB-C ポートの他にもUSBAポートを1つ備えていて非常に使い勝手が良さそう。
ただし価格が12,000円程と少し高いです。
バッテリー消費を減らす方法
紹介してきたとおり、残念ながらモバイルバッテリーやAUKEY USB充電器 ACアダプター 2ポートのような低出力のUSB-Aからの充電では使用しながらだとバッテリーは増えるどころか、減り続けます。
しかし、
- 画面の明るさを落とす
- キーボードの明るさを落とす
- 使っていないアプリケーションを落とす
などにより消費電力を落とすことが可能です。これらとUSB-A機器からの充電を合わせれば、ちょっとした作業をする程度であれば殆どバッテリーの減少は本当にごく僅かになります。
逆に画面の明るさを最大にしたり、動画鑑賞や外付けHDDの使用などは当然余計に電力を消費します。
現在の使い方をまとめて紹介
長時間作業する自宅や滞在先などではAnker PowerPort Speed 1 PD30
そんなわけで現在はApple純正のアダプターは自宅に置いてしまっていて、海外生活時の滞在先などメインではAnker PowerPort Speed 1 PD30を使用しています。既に1ヶ月以上使っていますが、トラブルはありません。
また外で長時間作業をする際や外付けハードディスクを利用する時、電力を沢山消化する動画編集時はこちらを持っていっています。
1−3泊程度の小旅行ではAUKEY USB充電器 ACアダプター 2ポート
USB-A to USB-Cがケーブルを使うことによりモバイルバッテリーやUSB-A充電器からも給電が可能です。1-3泊の数泊の旅行でそんなにMacbookを使う予定がなければAUKEY USB充電器 ACアダプター 2ポートとUSB-A to USB-C、それにモバイルバッテリーを持っていっています。
先日、バンコクからチェンマイに4泊の旅行に行ってきたのですが、日中は観光、夜、ちょっとした写真編集や仕事をし、寝ている間に充電するといった使い方では充分でした。
外で数時間作業をする際はモバイルバッテリーとUSB-A to USB-Cケーブルだけ
数時間程度のカフェで仕事をする際はモバイルバッテリーAnker PowerCore+ 10050とUSB-A to USB-Cケーブルを持っていっています。
電源が20%を切るぐらいから使い始めれば体感ベースですが1-2時間は作業時間を伸ばすことが出来ます。これで元々の本体のバッテリーと合わせれば7時間ほどは稼働可能になるので充分です。
このスタイルはお店の電源を必要としないのでネット環境さえあれば本当にどこでも作業が出来ますよ。
僅か数十gの小さな差かもしれませんが、このような物が積み重なっていくことで少しずつ持ち歩くものの小型軽量化が進みます。
このような運用をすることにより少しでも身軽にMacbookライフを送れますよ。