実はリオデジャネイロに来る前、バヘリーニャスへの移動中、
不慮の事故でカメラの広角レンズ(Canon EF17-40mm F4L USM)を壊してしまいました。
自分の目ではレンズフィルターだけにヒビが入ったのか、
レンズも割れてしまったのかわかりませんでした。
レンズフィルターは割れてしまい完全にダメで、
変形してしまい、取り外すことすら出来なかったのです。
レンズフィルターをまずは外したいと方法を検索するも、
フィルターレンチと呼ばれす取り外し専用工具は持っていないし、
ゴム手袋を使用する方法もダメだったのです。
リオデジャネイロの秋葉原カリオカの電気ビルへ
そこで都会の専門店ならフィルターレンチを置いていたり、
修理での対応など、どうにかなるのではないかと
リオデジャネイロで一番有名と思われる電気街
カリオカのShopping Avenida Centralに足を運んだのでした。
Shopping Avenida Central
Shopping Avenida Centralは
スマートフォンやカメラなどの電子機器の扱う店が集まる雑居ビルです。
他にも携帯電話会社のVivoやTIMの店などもあります。
カリオカ駅を降りてすぐ、1階にBob’sがあるのが目印です。
ブラジルでは電子機器は関税が高いせいか、
田舎の町では本格的なものは売っていません。
実はバヘリーニャスやサンルイスでも、
修理出来そうなカメラ屋を探したのですが、そんな店は皆無でした。
このShopping Avenida Centralではブラジルに来て初めて、
僕が使っているCanon EOS 6Dが売られている店を見つけました。
レンズも沢山おいてあり、
ここなら修理を頼めるのではないか期待を持てる店でした。
実際に頼んでみた
レンズを出して拙い英語で説明すると、
ポルトガル語で色々と言われます。
まったくわからないので困った顔をしていると、
ついて来いと。。。
言われるがままエレベーターに乗り、上の階へ。。。
地下1階から3回までは小さな電子機器店が軒を連ねる雑居ビルですが、
それよりも上の階はオフィスビルになっていました。
謎の会社の部屋に入り、
カメラ屋の店員さんが謎の会社のスタッフに色々と説明してくれます。
そうすると奥の部屋にレンズを持って行き、
無事にレンズフィルターを外していただけました。
戻ってきたレンズは外装に少し傷が残りましたが、
撮影も問題なく出来て、素人目には問題はありませんでした。
さらに驚くことに修理代金を払おうとしたところ、
なんとタダでいいと
日本ではブラジルは治安が悪いだとかネガティブな報道が本当に多かったですが、
ブラジル人は本当に良い人が多いです。
僕は何度もオブリガードと礼をいい、
このままではあまりに申し訳ないので、
新しくレンズフィルターをその店で購入しました。
南米でカメラのトラブルにあったら
南米は全体的に電化製品の取り扱いがよくありません。
製品の修理なども難しいでしょう。
今のところ僕が見て良かったのは
このリオデジャネイロのShopping Avenida Centralと
この後尋ねたパラグアイのシウダデルエステくらいなものです。
長旅でカメラにトラブルがあったり
関連製品が必要になったら訪ねてみてはいかがでしょうか。
ちなみに土日はほとんどのお店がお休みしています。
僕は休みの都合でマラカナンスタジアムでの試合観戦に
広角レンズを持って行けませんでした。残念でなりません。