先日、旅の写真集のページTravelogを更新しようと去年尋ねたNYの写真を編集している時に有ることに気づきました。
写真の一部が消えていたのです。
セントラルパークで撮ったはずの写真が無い。
マンハッタンの人気ショップSaturdaysでコーヒーを飲んだ時の写真がない。
実は日本に一時帰国した際に写真のバックアップとHDDの整理をしていて、重複して誤って2回読み込まれた写真があったりして沢山の写真を削除していました。
恐らくその際に同じファイル名の写真があり、上書きしてしまったようでした。
削除してしまった写真は分かっただけで300枚ほどあることがわかりました。
絶望的な気分になっていた時、同じような経験がある元グラフィックデザイナーの相方さんからデーター復旧サービスの事を教えてもらいました。
よくHDDの故障などでデータが飛んでしまった時などに使うサービスとして知られていますが、その詳細を僕は知りませんでした。
藁にもすがる思い出データ復旧サービスを試してみることにしたのです。
INDEX
データ復元ソフトについてまったく無知な僕は検索して色々調べてみました。
というのもこの手のアプリケーションってなんとも怪しい物が多くどれが良いのか良くわからないからです。
結果的に選んだのが信頼できる体験談があり、無料体験版が利用できるWondershare社のデータリカバリーというアプリケーションでした。
無料版はどんなデータがあるか見るだけ
このWondershare社のデータリカバリーは無料で体験することが出来、実際にどのようなファイルが復元出来るか確認出来るのです。
※体験版では、どんなファイルが復元出来るか確認するだけで復元は出来ません。
ダウンロードはデータリカバリー社のページからアプリケーションをダウンロードして試してみました。
2TBのHDDを確認するのに約1.5日必要
復元したいファイルを保存していたWestanDigitalの2TBのHDDをスキャンしてみると表記上では5時間と表示されましたが全てのファイルの検索が終わったのは1.5日後、つまり36時間ほどかかりました。
ファイル名が変わっていて25MB以上のファイルはプレビュー出来ない
実際にHDDの中を検索してみてわかったのですが、
- 利用していた時とファイル名が変わっている
- ファイルは25MB以上のものはプレビュー出来ない
という大変厳しい制約があります。
僕は写真をRAWで保存していたため半分近くの写真は25MBを超えプレビューすることが出来ませんでした。
それでも数千枚はある画像ファイルの中から僕は目当ての削除してしあったファイルを探し出すことに成功しました。
しかし、無料版で出来るのはここまでです。
有料版はamazonがお得
実際にファイルを復元するには有料サービスの申し込みが必要でした。
有料版はAmazonからの購入がお得です。
オフィシャルサイトとAmazonの価格比較
販売サイト | Amazon | 公式サイト |
---|---|---|
mac | 7,500円 | 7,980円 |
windows | 3,760円 | 4,980円 |
Mac版は少し高かったですが、背に腹は変えられません。
まとめ
大事な写真を復元するために7500円を支払いました。
費用だけでなく作業にも結構な時間がかかりました。
どこで撮った写真がなくなったか確認し、更にその写真を目視で1枚1枚チェックするのは大変でしたが無事希望のデータを復元することが出来ました。
もしデーターを誤って削除してしまったら試してみてはいかがでしょうか。
コメント
素敵なソフトウェアをシェアしてくれてありがとうございます。