今回は旅に欠かせないアイテム、サンダルを紹介します。
特に僕は海外旅行に行くときは暖かく、ベストシーズンを狙って旅行しているので、旅先では本当にいつもサンダルを履いています。
ですので常に履くことになるサンダルはこだわりを持って選んでいます。
2016年版の新しいサンダルについての記事を書きました。
今回は海外旅行、特に1ヶ月以上の長期旅行や世界一周などのバックパッカーに向けておすすめのサンダルと僕が選んだKEEN CLEARWATER CNXを紹介していきます。
INDEX
サンダルを持っていく理由
海外では室内も基本土足ですので常に何か履く必要があります。そうなると、ベッドから出る瞬間にはもう何か履かなければなりません。
そんな時にサッと履けるサンダルがあると便利なのは言うまでもありません。
また海外旅行でサンダルを選ぶ理由の1つとして靴下を履く必要が無いことが挙げられます。
特に僕は1ヶ月以上の長期スパンで旅行をしているので旅先で洗濯をします。
よく行く東南アジアでは洗濯サービスを利用するときは洗濯代は従量制の料金ですし、手洗いするときもあるので、洗濯物はなるべく少なくしたいのです。
サンダルは2足持つ
バックパッカースタイルで東南アジアなどの暑い国や南米やアフリカといった発展途上国に行く際にはサンダルを2足持って行くことを僕はおすすめしています。
1.歩くため、靴としてのメインサンダル
1足は歩くためのサンダルで、履いていて疲れにくい、カカトのあたりを固定するアウトドアスタイルのサンダルをオススメします。
海外旅行にくると想像以上に沢山歩くものです。
ビーチサンダルで1日中歩いていると疲れますし、ストラップの部分が擦れて親指と人差指の間が痛くなる経験をしたことがあるのではないでしょうか。
また多くの東南アジアの国ではクラブやレストラン、それに僕が語学留学していたセブ島の一部の学校などでは、入場する際にサンダルでもドレスコードにひっかかるサンダルと引っかからないサンダルがあります。
この定義は場所によって違っていて、僕らには理解できない不思議なルールですが、ビーチサンダルでは入場出来ないのに、カカトの部分にストラップがあると認められ入場することが出来るケースが多いのです。
2.ビーチサンダルまたは完全に布地の無いサブサンダル
海外旅行といったらビーチですが、ビーチサンダルにアウトドア系のサンダルを履いて行くと砂だらけになって後で洗う手間が発生します。
また多くのバックパッカーが泊まるゲストハウスやホステルといった場所は大抵シャワー室が清潔ではありません。
そこで活躍するのがビーチサンダルやクロックスのように布地がまったくない、ゴムなどだけで出来たサンダルです。
サンダルを履いたままシャワーを浴びることができるのです。
上で紹介したカカトにストラップがあるような、アウトドア向けのサンダルは大抵布地の部分があり、水に強くできていてもやはり乾きが遅いのです。
ちなみにビーチサンダルは世界中どこに行っても簡単に手に入りますので現地で持っていかずに現地で購入するという考え方もあります。
一方で安いものはソールがすぐ減ったり、鼻緒がすぐにとれてしまうことがあるので注意が必要です。
僕は、たまたま日本で買ったハワイアナスが壊れないので、もう5,6年くらい愛用しています。
ビーチサンダルよりも履き心地が良く、しっかりした作りのクロックスやKEENのYOUGIも良いのですが、如何せん旅行には嵩張ります。
メインサンダルに求める条件
ビーチサンダルが何気なく買ったものに対しメインの歩くためのサンダルはかなりこだわって選んでいます。
- 毎日履いても飽きのこないデザイン
- カカトの部分がしっかりホールドされて走れる(簡単なトレッキングをこなせる)
- カカトを踏んでサッと履けてスリッパのように使える
- 軽くてコンパクト(当然靴を履いているときはサンダルは持ち運ぶ必要があります)
- 長時間歩いて疲れない、痛くならない
- 水に強い、出来れば洗える、すぐ乾く
が僕がメインサンダルに求めた機能です。
特にカカトを踏んでサッと履けてスリッパのように使えるサンダルが非常に少ないです。
多くのカカト部分にストラップがあるサンダルはアウトドアシーンで走ったりすることを前提に設計されているため、簡単に脱げないよう、脱ぎ履きはしにくくなっているのです。
実際に僕は世界中のアウトドアショップを回って様々なサンダルを試着してきました。試したサンダルは本当に多岐に渡りますので、その中の一部を紹介してみます。
実際に試してみたサンダル
Teva
この手のアウトドアブランドの代表格Tevaですが、どのモデルもストラップを踏んだままスリッパのように履くのは難しく、マジックテープを取り外す必要があり、脱ぎ履きが面倒で個人的にはあまりオススメできません。
デザインはシンプルで好みなんですが。。。
Chaco
シンプルなデザインでバックパッカーにも人気のあるChaco。
定番のZ/1® Unaweep Sandalは脱ぎ履きがしやすく履き心地も良いです。
ストラップもナイロン製のためすぐに乾きそうですが、重い(片足457g)です。持ち運びを考慮しなければ良い選択肢。
Z/VolvというモデルはZ/1® Unaweep Sandalのデザインそのままに軽量化が測られたモデル(片足332g)なのですが、実物を履いてみるとやはり重く感じます。
モンベル
ビーチサンダルに近いデザインのユニークなモデルですが、店頭で試着したところ意外とストラップの伸縮性があまりなくサッと履きにくいです。
ビーチサンダルも兼ねてサンダルを1個に絞るなら良い選択肢かもしれません。
KEEN
アウトドア系ショップやフェスなどのシーンでよく見るKEEN。
僕が絶賛愛用しているのがこのKEEN CLEAR WATER CNX。
超軽量、コンパクト、そして脱ぎ履きが最高にしやすいのが気に入っています。
詳しくは下にレビューをまとめてあります。
試した他のサンダル
ここで紹介した以外にも、様々なサンダルを試着してみました
など本当に沢山のサンダルを試しました。
僕が選んだKEEN CLEARWATER CNX
その中で僕が買ったKEEN CLEARWATER CNXを紹介します。
超軽量・コンパクト・履き心地抜群
KEEN CLEARWATER CNXは非常に軽く(重さは片足238g)、またKEENの中でもソールが薄く、コンパクトなモデルです。
ソールが薄いのでクッション性を心配したのですが、驚くことに非常に履き心地も良いのです。
もちろんコンパクトで軽量なので持ち運びに便利です。
水陸両用でアウトドアシーンにバッチリ
僕はこのKEEN CLEARWATER CNXで様々な町中を歩くのはもちろん、ブラジル、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの国立公園をトレッキングしたり、フィリピンのアイランドホッピングやシュノーケリング、岩場を歩いたりと使用してきました。
KEEN CLEARWATER CNXはゴムのソールとダイビングのウェットスーツに使われるネオプレーン素材などで出来ていて陸はもちろん水の中にも対応するまさに水陸両用の万能選手なのです。
脱ぎ履きが超ラクラク
このKEEN CLEARWATER CNXはカカトのストラップを踏んだままサッとスリッパのように履くことが出来ます。
更にカカトのストラップが上記でも紹介したダイビングのウェットスーツに使われるネオプレーン素材で出来ているため伸縮性があり、簡単にカカトにストラップを固定して正しく履くことが出来るのです。
つま先が保護されている
ビーチサンダルなどを履いているほぼ素足の時に足を踏まれたことありますか?
本当に痛いんです。
これは旅行中よりも、東京やフェスなど混雑している場所で履いている時に凄くありがたい機能です。
僕は去年まで渋谷の会社で働いていました。
自由な会社だったこともあり、春夏秋はこのKEEN CLEARWATER CNXを履いて電車通勤していたのですが、このつま先の保護があるため、電車内で足を踏まれてもダメージが少ないです。
もちろん、海に行った際に岩場を散策したり、トレッキング時の安心感も大きいです。
靴下を履いてしまえばそれはもう靴
KEEN CLEARWATER CNXは形状がかなり靴に近いので靴下を履いても違和感がありません。
特に僕はタイなど東南アジアに旅行に行くときはサンダルしか履いて行きません。
しかし、日本を出国する時だったり、飛行機の中、エアコンが効いたバスの長距離移動は足が冷えるのです。
そんなときに靴下を履いてKEEN CLEARWATER CNXを履けばそれはもう靴です。
最近のNIKEなどのスニーカーは表面がニット素材で作られていたりと、とても薄いです。それならば靴下を履いてKEEN CLEARWATER CNXを履けば対して違いは無いと思いませんか?
ダメな部分
このように全てがパーフェクトに感じるKEEN CLEARWATER CNXですが、残念ながらダメな部分もあります。
サンダルにしては布で覆われている部分が多いので靴に近く、蒸れやすいです。また水の中での安定感は抜群なのですが、やはり乾きが遅いです。
もしこれで乾きが早ければビーチサンダルを持っていく必要が無くなるのですが、こればかりは仕方がありません。
4年が経過、2代目を購入
さて僕はこのKEEN CLEARWATER CNXを履いて既に4年が経過し、いよいよ寿命が来たので2足目を買い替えました。
にもあるように色々ためしたのですが、今のところ、これに変わるものはありません。
ちなみに都内のショップではほとんど定価(12,960円)でしか売られていませんが楽天市場ではカラーによっては4,000円からありますのでチェックしてみてください。
一方でサンダルや靴類を買うときは店頭で試着することをオススメします。