タイトルにもあるように僕はセブ島で英語留学をしている間、多くの留学生が利用する所謂、学校の寮ではなく、自分でコンドミニアム(日本で言うマンション)を契約して住んでいました。

なぜ自分たちでアパートを借りようと思ったかというと留学費用を安くしたかったのと海外で自分で家を借りて生活するという経験をしたかったからなんですね。

セブに行く前に参考にしていたのが、こちらのまとめ

僕が5万5000円で『フィリピン英語留学』をした方法 – NAVER まとめ

こちらの方法では安さの秘密に外部から通い方がドミトリーよりも安くなるという事が書かれています。
ただし、それは一緒にシェアする仲間がいた場合の話。

僕は一緒に留学に来ていたパートナーと2人で住んでいましたが結果的にはアパートに住んでも安くならなかったどころか、結局少し割高になってしまいました。

それでも自分たちで家を借りたい、海外で暮らしてみたい。
そんな人には参考になるエントリーです。

家を借りるまで

僕は今回セブ島に初めて行きました。
つまり全くの土地勘もありませんでした。

そして肝心のどこの学校に通うかも決まっていないという状況。
まずは学校、そして住むエリアを決めることになりました。

住む場所を決める

目星をつけていた学校と、上で紹介したまとめ”5万5000円で留学”の筆者にコンタクトを取り、外部から通いが出来る学校がIT PARKと呼ばれるエリアとアヤラモールという大型ショッピングモールに近いエリアに集中していることがわかりました。

また実際にそれらの学校を訪ねてみて、それらの場所は生活にするにも便利そうだと感じたのでした。

物件の探し方

当初インターネットで物件を探そうと考えていたのですが、どうもフィリピンはまだまだインターネットで物件を探す人は多くないのか、使い勝手が悪い状況。

日本人が運営するセブの情報サイトセブポットにも問い合わせましたが、紹介されている物件は家賃も高く、現地物件視察にも1日15000円ほどかかると、費用節約が主な理由でもある僕にはとても手が出るものではありませんでした。

マンションを実際に回る

そこでお世話になっていたセブ在住の日本人の方に相談してみるとなんと、コンドミニアムの一階に空き部屋の情報と部屋のオーナーの連絡先が載っているからコンタクトを取るといいと教えていただいたのでした。

オーナーとコンタクト

コンドミニアムに貼りだされたfor rent

コンドミニアムに貼りだされたfor rent

僕はIT PARKのすぐ近くにあるLa Guardia Flats1とFlats2いうコンドミニアムなど数軒まわり、
その一階にあるFor rentの張り紙にある電話番号に片っ端からSMSを送りました。

すぐに何件か返事が来たので家賃や契約期間など交渉。
翌日には部屋の内見をしました。

部屋はキッチンが無いのが気になりましたが、それ以外は綺麗で良かったので即決しました。

ちなみにこの間コンタクトはもちろん契約書も全て英語、僕の留学前の本当に酷い英語力でも、契約まで漕ぎ着けることが出来ました。

僕の契約した部屋のオーナーは中国系のフィリピン人。
フィリピン人の中では英語が出来る方では決してありませんでした。

そんな片言の英語同士で結ぶ契約書(契約書はオーナーの弁護士が作成)は少し恐ろしいものでした苦笑

契約内容

キッチンはシンクのみ

キッチンはシンクのみ

気になる契約内容はこんな感じでした

  • 契約期間:3ヶ月+数日
  • 広さ:スタジオ(推定20平方メートル)
  • 家賃:16,000ペソ/月(約43,000円)
  • デポジット:3ヶ月分
  • 電気水道代:別途(電気代が高めで月5000円ほど)でした。

設備

室内の様子

室内の様子

  • 家具付き(ベッド1つ、エクストラベッド1つ、勉強するようなデスクとダイニングテーブル、ソファーがありました。)
  • 温水シャワー
  • 独立トイレ
  • バルコニー
  • wifi無し
  • 洗濯機無し
  • キッチンはシンクのみ

暮らしてみて

近所のローカルな路地

近所のローカルな路地

学校の友だちから寮が汚いという話を聞いていたので、それに比べれば、コンドミニアムは清潔でもちろん他人はいないので快適でした。

3ヶ月も住んでいたこともあり、もう家そのものでしたし、退去時には寂しくすらなりました。

インターネット

部屋にWiFiは無かったものの、SIMカードを現地調達していたので、困りはしませんでしたが、通信料が従量制なので気を配る必要がありました。

動画を見ない、ファイルをダウンロードしないなど。

洗濯

また洗濯機、コインランドリーが無く、洗濯サービスを利用するか手洗いするしか選択肢が無く洗濯サービスは丸2日要し、1日で終わるサービスは倍のプライス。

洋服をそもそも5日分しか持ってきていなかったため苦労しました。

食事

キッチンが無かったため、食事はほぼ外食していました。
最初の段階で食器やコンロを買い揃える選択肢もあったのですが、外食が安いこともあり買いませんでした。
しかし1ヶ月もすると現地の外食に飽き、買っておけばよかったと後悔することに。

このあたり3ヶ月という生活期間は費用対効果を考えるとどこまで生活環境を整えるか難しいところ。

退去

3.5ヶ月に及ぶセブでのコンドミニアム暮らしを終え退去のタイミングではオーナーによるチェックがありました。

僕らはこの方法を教えてもらった日本人の方からデポジットをあまり返してもらえなかったという話を聞いていたので、念入りに前日に掃除をしましたが、
意外にもかなり簡単なチェックでエアコンの掃除代という名目で400ペソだけ取られあっけなほぼ全額返していただきました。

また、返金してもらったフィリピンペソを日本に持って帰っても両替のレートが非常に悪くなるのでパーッと遊んでしまうか、
もしくはアヤラモールの4階の両替所ではそこそこのレートで日本円に戻してもらう事をオススメします。

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まとめ

色々と苦労はありましたが、自分たちでアパートを海外で借りて生活するという良い経験になりました。

また、セブでアパートを借りたいという方はあまり多くないと思いますが、もしIT PARK近くでコンドミニアムを借りたいというリクエストがあれば、 僕達が借りていたアパートのオーナーを紹介することが可能ですのでお気軽にご連絡下さい。