2016年5月、バルセロナを訪ねました。
アート、カルチャー、ガウディなどの美しい建築物。美味しい食べ物に暖かくて快適な地中海性気候、ヨーロッパでも最もオルタナティブな場所、そして世界最高のサッカークラブFCバルセロナ。僕が世界で最も好きな街です。
僕だけでなく、実際のところ世界でも最も人気のある街の1つで、年間2700万人の人が訪れると言われています。参考までに増えに増えた、去年の訪日観光客数が2000万人と言われています。どれだけ人気なのかを感じますね。
今回は本来であれば1ヶ月程度暮らしてみたかったのですが、都合により滞在は1週間ほどとなりました。2010年に訪ねた場所も合わせて、個人的に良かった場所を紹介しておきます。
INDEX
FCバルセロナのホームスタジアム”カンプノウ”
リオネル・メッシ、ネイマール、ルイス・スアレスにイニエスタなど要する世界最高のサッカークラブ、FCバルセロナ(以下バルサ)の本拠地がここカンプノウです。
しかし今回の滞在はちょうどシーズンが終わったばかりで試合が無いため訪れませんでした。2010年にはここで3試合ほど観戦しました。
10万人近く収容可能なサッカー専用スタジアムで、観客席とグラウンドが近く、迫力抜群。世界最高のサッカースタジアムの1つと言えるでしょう。
試合のチケットは公式ページから購入することが可能(英語のみ)で、通常のリーグ戦であればそこまで難しくありませんし値段も30€ほどからあります。
ただし、大人気のレアル・マドリーとのクラシコやチャンピオンズリーグとなれば話は別、ファンクラブから優先販売されるため人気カードになるほど入手は難しく、チケットの設定価格も上がります。
オススメは現地のスタジアム周辺にいるダフ屋からの購入です。クラシコやチャンピオンズリーグの人気カードでも250-300ユーロも払えば購入することが可能です。
また試合がない日は、スタジアムとミュージアムの見学が可能です。こちらも大人気ですのでオンラインで予約してから行きましょう。
ランブラス通りとその周辺
ランブラス通りには沢山の観光客、お店、ストリートパフォーマーがいるバルセロナのメインストリートといっても良い場所です。
少し裏路地に入ればオシャレなバルやカフェや雑貨店など小さなお店がたくさんあります。
裏路地にある小さな店巡り
ランブラス通りの両脇の路地裏には小さなバルやちょっとした軽食、カフェや雑貨屋、古着屋など面白いお店が沢山並びます。
vaho
vahoはバルセロナで使われていた屋外のターポリンと呼ばれるビニールっぽい素材の看板の廃材を利用して作るカバンのお店。
今はサイズが合わなくなって使っていませんが、以前はMacbookをここのケースに入れて利用していました。
UNIQBROW
UNIQBROWはカスタムメイドのサングラスショップです。
シリコン製の4つのタイプのフレームと耳にかける部分など5つのパーツとcarl zeiss製のレンズを組み合わせてオリジナルデザインのサングラスを作ることが出来ます。
柔らかい素材でつけ心地が良かったので、僕も作ってみました。マルチなカラーリングが気に入っています。
SATAN’S COFFEE CORNER
バルセロナでは、そんなに沢山のカフェに行ってないのですが、SATAN’S COFFEE CORNERは良い感じのカフェです。
カウンターが店の中央にあり、お客さんの席とつながっていてバリスタさんとの距離が近い面白い作りです。
コーヒーはもちろん大きなドーナッツがとても美味しかったです。
少し分かりにくいですが、透明の板にカスタムされたマルゾッコのエスプレソマシンがカッコおしゃれ。
webサイトもカッコイイですね。
バルセロナ現代美術館 MACBA
MACBAは現代美術館です。ランブラス通りから古い建物が並ぶ、細い路地を抜けて行くと突然現代的な無機質まガラスの建物が出現します。
芸術の街バルセロナにふさわしくユニークな作品がいつも展示されています。
こちらはMACBA正面の別館?のような場所に展示されていた豚肉製スケートボード。
美術館の周りはスケーターが本当に沢山いました。
ちなみに毎週水曜日は無料で入場出来るのですが、僕が訪ねたときは物凄く混んでいました苦笑
チュロスはスペインやポルトガルなどラテンアメリカの国が本場と言われています。散歩に疲れて甘いものが食べてくなったらサクッと食べてみるのも良いですよ。
色々な食材を使った、アルゼンチンスタイルのパイ。大人気でした。
ケバブやイスラエリーフードの店も結構多いです。
ボケリア市場
ランブラス通りの途中にあるのがバルセロナ市民の台所とも言えるボケリア市場(スペイン語読みではサンジョセフ市場)
生ハム、オーガニックジュース、お肉に魚介類、フレッシュジュースにコロッケ屋、スパイスを売る店、小さなカウンター式バルなどなど様々な店が並びます。
惣菜屋
生ジュース屋
カラフルなアイスキャンディー
スパイスを売る店
生ハムは食べやすいようにカットされて売られています。
食べ歩きが楽しい場所です。
バルセロネータ ビーチ
バルセロナの魅力には海が近い事も上げられるでしょう。街の中心とも言えるランブラス通りからWホテル方面に少し歩けば、延々とビーチの沿いを散歩出来ます。
良い雰囲気のレストランやバーが立ち並び、散歩する人、スケートボードやダンスに講じる人、歌う人、筋トレする人など思い思いに楽しんでいます。
歩いているだけで、本当にこの街いいなぁと思ってしまいます。
片足ずつ小さなスケートボード(ローラースケートみたいに足に固定はされていない!)をつけて滑る人たち
良い感じのビーチ沿いのレストラン
ストリートミュージシャンもたくさん
筋トレしてます!
バル巡り
バルセロナでは無数にあるバルの飲み歩きが楽しいです。
バル巡りにオススメなのはランブラス通りから少し入ったところのボルン地区。いい感じの店が沢山立ち並びます。
賑わいとか、店内の様子を見て良さそうだなって思ったら入るという極めて直感だよりに回ってみました。
活気のある店を見つけて、並ばずに入れたらラッキー。
なんだか忘れてしまいましたがもつ煮込みっぽい料理でした。
スペインでは定番の焼いたバケットにトマトを塗ったもの
スペイン国王杯決勝の放送予定の看板があったので入ってみたバル。バルサが試合の日は盛り上がりますね。
小皿料理、ピンチョス。ここはカウンターに並んでいるのを自分で勝手に取るスタイルでした。串の数でお会計するのはまるで回転寿司のよう。
Airbnbで借りて宿泊していた家のすぐ横にあったローカルな雰囲気のバル。地元のおっちゃんたちがビール片手に試合に合わせて集まってきます。
サグラダ・ファミリア
バルセロナに行く多くの人がココを尋ねるのではないでしょうか。
サグラダ・ファミリアはアントニオ・ガウディの代表建築物として、そして1882年から今でも工事が続いている場所として有名です。
建築には300年の時を要すると言われていましたが、技術の発達に伴い、工事の速度が上がっているようで、現在では2026年にも完成するとも言われています。
僕は2回訪ねているのですが、2010年は工事中だった天井が2016年には完成していました。
物凄く混み合っているので、入場する際はwebサイトで予約して行きましょう。
グエル公園
グエル公園もアントニオ・ガウディの建築として有名な公園です。僕は屋外でまったり過ごすのが好きなので公園という場所が好きです。
そんな事もありサグラダ・ファミリアに次いでオススメのガウディ建築はここです。
ニョキニョキとしたでっぱりや、曲線だったり、タイルが沢山貼られたモニュメントなどガウディらしさが満点。
バルセロナの高台のほうにあるためバルセロナ市街を見渡すこともでき見晴らしも良い場所です。
2010年に訪ねたときは入場無料だったと思うのですが、2016年には有料になっていました。。。
今のバルセロナの人気ぶりからしても有料になってしまうのは仕方がないのかもしれません。
写真は2010年の時のものですが、当時も凄く混んでいたのを覚えています。
グエル公園のチケットは現地で購入することも可能ですが、入場制限があり売り切れもあるとのことで、時間指定で変えるオンラインのチケットを購入したほうが良いでしょう。
町中を自転車や電動小型自動車で回ってみる
ここ数年、世界中の都市で電動の乗り物が流行っています。(日本はとても残念なことに行動は規制で乗ることが出来ない。)セグウェイからはじまり、バイク型、キックボード型、スケートボード型など様々。
ここバルセロナでも(結構な先進国の大都市ではやっている)このような乗り物に乗って街の中を回るツアーをやっています。
バルセロナは気候もよく、特に海沿いをこういった乗り物で走るのはとても気持ちが良いのでオススメです。
バルセロナ郊外のモンセラットへショートトリップ
モンセラットはバルセロナから電車で1時間ほど行ける人気のショートトリップ先です。
モンセラットへはPlaza Espana駅から1本で行けるので東京の人が高尾山に行くような感覚で行ける場所と言えるんじゃないでしょうか。
ロープーウェイとケーブルカーで登っていくことが出来、特徴的な岩山で見ごたえのある場所です。
またアントニオ・ガウディはここに来てサグラダファミリアなどの着想を得たのだとか。。。
バルセロナ観光で時間が余ったら是非訪ねてほしい場所です。
まとめ僕が世界で一番好きな街、バルセロナ
2010年、僕にとって初めてのバックパッカースタイルでユーラシア大陸横断と題して、旅をした時のゴールがここバルセロナでした。
僕は1999年からバルサのクレ(ファン)でカンプ・ノウで試合を見るのが当時の夢でした。当時10日間ほど、それに今回一週間ほど滞在したのですが、
- いつも晴れてて気持ちのいい気候。
- 街はほどよくコンパクトで、歩けばお洒落な建物が沢山、ビーチも近い。
- 美味しい食べ物がたくさんあって、そこまで高くない。
- 町中の陽気で自由な人達。
- 沢山のバルサファン。
本当にこの街が大好きです。というか世界で一番好きな街です。
今は、ここで暮らしてみることを夢見ています。
部屋の家賃も月7-800€ほどあれば部屋を借りることができそうで、物価を考えても東京と同じくらいか少し少ないくらいの生活費でノマド的な観光ビザでの短期滞在なら充分暮らしていけると感じました。
今度はサッカーのシーズンだったり、 SONARというバルセロナの町中で行われるフェスにも行ってみたい。まだ住めなくても、また近いうちに再訪したいですね。
商品紹介にはカエレバを利用しています。
個人的に尊敬している、高城剛さんはこの数年、バルセロナに拠点を置いて世界中旅されているようです。長く滞在されているだけあり、僕の紹介よりももっとディープな場所が沢山紹介されていてオススメです。
コメント
Great information, I have to translate but it is quite usefull.
Thank you for sharing