インドネシア、バリ島でTelkom社のSIMカードsimPATIを買ってみた

オーストラリアのワーキングホリデーを終えて、2016年3月にバリ島を訪ねました。その際に購入したインドネシアTelkom社のSIMカードsimPATIを紹介します。

バリ(デンパサール)ングラ・ライ空港で販売されているSIMカード

バリのングラ・ライ空港に到着して入国手続きを済ませ外に出ると、そこには発展途上国によくある、沢山の客待ちのインドネシアの人々の姿がありました。

その中にインドネシアの通信会社、telcome社のSIMカードを販売するブースがありました。

僕は到着前に

• インドネシア・バリ島、現地でSIMを買って簡単にスマホ接続

の記事を参考にしていまして、出来ればこちらでSIMカードを購入したいと考えていましたが提示された料金は以下の通りでした。

バリ空港で提示されたSIMカードの料金

2016年3月現在の空港でのプランは以下のようになっていました。

データ通信のみ

• Rp400,000 : 12GB
• Rp350,000 : 10GB

通話を含むプラン

• Rp450,000 : 12GB & 通話80分
• Rp350,000 : 8GB & 通話50分
• Rp300,000 : 4GB & 通話20分

内容からすると、決して高いわけではないのですが10GBという容量や通話は必要ないと感じ、それよりも通信費用を抑えたかったので、購入を見送りました。

一方でその後、バリ島に滞在してみて1泊、1,000−2,000円程度の安ホテルではwifiが安定していなかったり、繋がっても非常に低速だったことも多く、安定してネット接続が欲しい場合は大きな容量のプランを買ってしまうのも1つの手段かと感じました。

クタビーチのモバイルショップでSIMを購入

今回、僕はバリ島に初めての訪問で、到着初日ということもあり、とりあえずバリ島で一番メジャーそうなクタビーチに宿を取りました。

タクシーで宿に向かう途中、当たり前のようにスマホを売る店やコンビニが並んでいるのを確認できたため、SIMは直ぐに入手できそうだと感じました。

宿に荷物を置いて、クタビーチ方面に出向き、バリ島に沢山あるコンビニ、サークルＫにSIMカードがあるか聞いてみると、SIMはあるものの、価格が2GBのインターネット付きでRp250,000と最初に紹介した記事よりも少し高めでした。

その後、スマホや周辺機器を並べるお店があったのでSIMカードの値段を聞いてみると、少し安くなったものの2GBでRp200,000と、どうやら価格はかなりテキトーな様子。

僕は2GBでRp120,000なら買うよと日本語で書いてあるブログ記事を見せて、伝えたらアッサリOKが出ました笑

ちなみに購入時のレートでRp120,000は約1,000円です。

東南アジアですね。

購入したお店はこのあたり

LTEが繋がるかは買う前に確認しましょう

購入を伝えると店員さんが開通手続きなど、設定をしてくれたのですが、どうにもネットは繋がりませんでした。

開通手続きは済んでSMSも届いていたのですが、ダメで、僕が改めて確認をしたところ、APN設定に日本のMVNOのものが残っていたのが原因でした。

これらを全て消したところ自動的にtelcomeの設定が入り無事インターネットに繋がりました。

しかしクタというメジャーな観光地にも関わらずLTEが繋がりませんでした。

改めて確認をすると僕のSIMはLTEは無しのプランだったようでした。空港や街角で大きくLTE 4Gと書かれていたのでLTEは繋がるものだと、確認を怠ってしまいました。

もっとも3Gでの接続結果も下り4Mbpsほど出たのこともあり、今回の旅行では、高速通信が必要な大規模なデータ通信はSIMを使ってやる予定はないので特に問題はありません。

バリ島ではその後レンタルバイクで沢山の場所を訪ねましたが、人がいる場所ではほぼ繋がりました。

他のショップで

その後、simPATIでLTE 4GBと書かれたSIMを売っている他の店を見つけたので金額を聞いてみるとやはり最初はRp250,000などと言われるのですが、こちらが買わないと言うと、値段はRp150,000まで下がりました。苦笑

まとめ

以上のようにバリ島では空港よりも町中で交渉して購入してほうが安くSIMカードを入手出来ます。町中でのSIMの価格は交渉次第で安くなるので強気に交渉しましょう。

クタやウブドといった観光客が沢山いる場所ではSIMを売っている店も多いです。

購入する旨を伝えれば設定等も店員がやってくれる(スマホの設定は英語にしておきましょう)ので簡単な英語さえできれば楽に入手出来ると思います。